1. 草餅の由来

    草餅の由来

    草もちは、平安朝のはじめにあったといわれ、当時は〝ははこもち”と呼ばれていました。三代実録の嘉祥三年(八四九年)三月三日のくだりに、「田野草あり、俗に母子草と名づく、二月はじめて生ず、茎葉白脆(けいようはくぜい)、三月三日婦女これを探(と)り、蒸し搗きてもちとなし、伝えて歳事となす」とあ…

  2. 葩もちの由来

    葩もち(花びら餅)の由来

    平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、600年も宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を公家に配るように…

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