2018年 3月

  1. さくら餅の由来

    さくら餅の由来

    さくら餅は、江戸時代の享保二年(1717年)の頃、江戸向島の長命寺の門番であった山本新六という人が、売り出したのが始まりだといわれます。当時、向島堤には、数百の桜の樹があって、桜の落ち葉を毎日掃除していた新六は、桜の葉を無駄にするのが惜しくなり、試しにその葉を醤油の空樽に塩漬けにして売ってみ…

  2. 天声人語

    和菓子屋を覗いてみた「和菓子って?」

    長命寺、道明寺と聞けば、すぐに桜餅が頭に浮かぶ方は多かろう。数ある和菓子のうちで桜餅の人気はゆるぎない。「好きな和菓子」を聞いた本紙別刷り「be」のアンケートでは、通年定番の大福をおさえて堂々の1位に輝いた。その桜餅に、葉を食べるか食べないかという長年の「議論」がある。葉ごと食べるのが粋…

  3. 草餅の由来

    草餅の由来

    草もちは、平安朝のはじめにあったといわれ、当時は〝ははこもち”と呼ばれていました。三代実録の嘉祥三年(八四九年)三月三日のくだりに、「田野草あり、俗に母子草と名づく、二月はじめて生ず、茎葉白脆(けいようはくぜい)、三月三日婦女これを探(と)り、蒸し搗きてもちとなし、伝えて歳事となす」とあ…

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